blogpot1皆様 お元気になさってるでしょうか? ブランクが3ヶ月以上にもなってしまいました。

コロナ禍の一年がメリハリを欠いたせいかあっと言う間にすぎた気がしています。私的に母の他界で大きく心に穴が空き、折に触れ悲しみと喪失感を味わいましたが、世の中の大きな変化は看過できません。

blogpot2余りの情報洪水で何が正確で何が偽りか判断に迷います。アメリカの選挙結果、中国の台頭と日本を取り巻く状況の目まぐるしさ。こんな中のコロナの拡散、まさに内憂外患が一気に押し寄せてる観があります。

スウェーデンの白樺(妹)と時々SKYPEで互いの情報交換や意見を述べ合ったりする中で、日本人の極楽とんぼぶりが話題になります。自分も彼女も同族ですから自己批判でもあります。

どこか人頼みで、のほほーんとした国民性は他者から見るとへーって感じらしいです。ぼんやりした人にオイオイと言いますが、どうもその類が普通のこの国で、やたらと危機感について話すのは禁物なのかもです。

対中国政策については、N氏がそちら向きで議員の皆さんはボス的存在にモノ申せずの状況らしいし、ワクチンも回ってくるのって血栓のリスクのAZ社のものが手に入れやすいとかですよね。
blogpot4
中国が発端の今回のコロナ禍、覇権争いに世界を巻き込んでる、その中国に向いてる政府ってどういう事って。彼らは自分がポジション占めてる間、事が生じなければいい程度の目先と利権のみで国政を担ってるのではと思います。(予算委などの中継で、誰それが会食しただの上げ足取りの論議よりもっと大事な政策やってよ。)

私たちは自分で自分の事を守る意識を持つことを迫られていると思います。少し前までのように平和で自由に活動できる暮らしを守る行動。エネルギーや食物の生産と無駄を日々を減らす努力は如何でしょう?
blogpot5
環境を守って未来に繋ぐためにはレジ袋をやめたぐらいではほとんど効果薄いはずです。これから暑い夏が間もなくやってきます。エアコンつけっぱなしの駐車や、自分だけ快適を求める行動を慎みませんか?お金だけを追っかける時代はもう終焉を迎えるのでは!(月末の銀行の様子見てそんなこと思いました。)
blogpot3   
説教めいた表現に聞こえるかもしれません。でも、こうしたことを表明したほうが自分の生き方を監視してもらえるということにもなりそうです。 矛盾点でも反論でもお気づきの方教えてください。(添付の写真は本文と関係薄いですが最近の環境と活動を載せました)

写真;1店のドア脇のミズナラの新緑、今見事です。
    2.実家の裏の雑木林で蕗が大きな葉っぱを拡げてます。蕗味噌と筍との
     炊き合わせ作って連日楽しんでます。
    3;春のレッスンでグヤーシュを作りました。コロナの中お声かけそびれ要望の方のみ
    4;ある日の弁当ネタ、トムヤムスープ、筍他混ぜご飯、エビこんにゃくアスパラの
      天ぷらとホウレン草の胡麻和え
    5;親切な同級生は手製のそばを打ってはトッピングまで届けてくれる。今日も諫早
                  産の粉で打ったそば配達来ました。

P_20201211_180548コロナ禍の一年は無為に過ぎて来た気がしてならない。自分でコントロールできずに流されるように暮らしてあっという間に12月になった。何か実になる活動ってと自問自答してみる.
(店内のXmas飾り、落ちた枯れ枝をデコレーションに。素材の殆どが実家の山や庭から採取)

P_20201219_161339swag2020
























2020entxdeco実際に生活の変化を目指して準備を始めたもののどこか他人事のように結論をきちんと出せず何度も気が変わって周囲を振り回すようなことをしている。実は田舎暮らしを数年前から思い立って、どんなライフスタイルにと場所選びから始めて捗らずにいた。

それが母を亡くした頃とコロナの始まりとが自分の中に渦のようにうごめき始め、もう動かないわけに行かなくなったのだ。こんな時期に? でももう遅すぎるくらいの事。

小さな家を田舎に建てて、ゆっくり季節を味わって暮らそうと思いますとリタイアされた設計士Y氏に連絡をいれラフ図面を送った。

セマーイ家なので間取りはシンプル、こだわりは北に緑の見える窓をとる。他はキッチンが自分の作りたい料理に合うレイアウトで夜カウンターでバルのような呑みスペースが有る事。仕事柄エレメンツ の選定はハッキリしてるが、レイアウトは本当に迷う。

これがはじめに書いた捗らない事。声をかけたY氏に遊んでるのかと思われかねない優柔だ。夫に遂に「実現すると?」て言われた。ええ、もう結論にといいつつ窓サイズ位置変更と終わっていない。当初の目標新年には新居。遠いなあ。

計画のこんなノロノロと逆行するように多くの出会いや喪失が起きた。人生で大切な事は心を尽くす対象をもって日々向き合うことのようだ。
優しい思いを忘れて、場当たり的に他者を巻き込むことはもう私の齢ではいけないなとY先輩の寛容に教わった。身の回りを少し整頓して時をためる暮らしを夢見ている。(時をためる暮らしという本がK先輩から贈られた。)
lesson2020dcbP_20201216_1504202020decsmldco























写真は自粛の中少人数での冬のレッスンを行った時、参加者作品のリースやクリスマスのスープなど。来店時に希望された方などに案内しましたので行き届かなかった方にはお詫び申します。

どうぞ読者の皆様、健康に気を付けて明るい新年をお迎えください。私たちも努力し良いつながりを維持していけますよう願っております。 まずはMERRY CHRISTMAS.




IMG_7939世の中1年近くもコロナ禍のなかで緊張を強いられ、自由に外出したり人と会ったりが極度に制限され、ずっと重苦しい気持ちで過ごしてきたような気がする。今もそうした状況は続いてはいるけれど、我が家では一つだけ大きな明るい出来事があった。10月半ばに3歳のフリーダを養女に迎えたのである。ブロンドのやわらかい毛と大きな目をしたこの器量よしの女の子はすくすくと育っている。夫と二人の静かで変化に乏しい暮らしが一転して、私は育児に追われ、夫は家中の危険物を撤去し、幼児にやさしい環境づくりに精を出した。ずいぶん悩んだ末、自分の年齢が子育てができる最後のチャンスと思えばそれにかけてみようと決断に踏み切った。まだ1か月しかたたないのにすでにストレスと体力消耗で後悔の念が無きにしも非ず。まあしかし、コロナに振り回されている暇もないほど忙しく、家の中に笑いが戻ってきたのはフリーダのおかげ。ずっと一緒にいようぜと心にきめた。IMG_7358
IMG_7872

実はこのフリーダは人間だと約3歳児、生まれて2か月ちょっとの子犬である。2年前に16年間一緒に暮らしたかけがえのない愛猫が亡くなって以来、2度とあれほどの猫は現れないからと、今後はペットを飼う予定もなく、好きな旅行でもして気楽に生きようやと思いながら2年が過ぎた。特に猫をかわいがっていた娘が少し前から犬を飼いたいと言い出しのだが、私としては犬は世話が大変だから、自分の自由や旅行を犠牲にしてまで飼う気など全くなく無視していた。ところがコロナ禍によるいつ終わるとも知れない自粛生活を強いられ、自分の都合に関係なく旅行どころか外出さえ気楽にできない状況に置かれて、少しづつ決意も揺らいでいった。IMG_1278近くのアパートで自活する娘は、子犬を飼ったら親に協力要請しようと初めから計画していたようで、ブリーダー側の厳しい要求(運動させる十分な時間、餌代や保険料払える経済力等々)にも、近くに庭付き一軒家に住む暇な親がバックについてますからと強調して、めでたく8匹姉妹兄弟の中で一番の器量よしのフリーダを譲り受けた(結構高かった!)のであった。
IMG_7556

今ではフリーダの都合で我々家族のスケジュールが左右され、フルタイムで働く娘は平日1日だけ子犬同伴で出勤し私を自由にしてくれる。それ以外は昼間私が育児担当だ。まるで幼稚園児の送り向かいのごとく出勤途中でうちに預けに来て、退社後つれに来る生活パターンが定着した。一応娘が名ばかりのオーナーだ。最初はよたよた歩きだったフリーダは日々目まぐるしい成長を遂げ、今では8キロの山道を完歩する持久力と動くものすべてを即座にとらえて追跡する瞬発力とを同時に備えた、世話する側にとってはまことに迷惑な幼児に育った。小型犬の雑種だからと甘く見ていたら、運IMG_7683動量と食欲はすごい。私も動く標的の一つとみなされ、起きてる間中追い回されて噛まれてフラフラの毎日。そんなフリーダも疲れて眠る間が私にとっては最高の息抜きタイム。しかしその寝顔の可愛いこと。疲れると人のぬくもりを求めて付いてきて膝枕で眠る。日が経つにつれこの環境に慣れ、改善も加えて次第に子犬の習性もわかりだした。振り回されるだけでなくこちらも少しは賢くなってくる。

この年で子犬を飼うなんて、やっと得られた自由時間をみすみす自分から捨てるようなもの、絵なんて描いてる場合じゃないよと自他ともに認めてあきらめの境地に達していたが、何のことはない、限られた時間だからこそ必死で有効に使おうと努力する気になれるもの。週1の昼間休みにはほかのことは投げ出して絵を描いてじっくりと自分の世界に浸ることにしている。


写真説明、左上から

  • 亭主にじゃれるフリーダ
  • フリーダの兄弟姉妹たち
  • 初対面
  • 娘の職場でデスクワークの手伝い
  • 評判の器量よし
  • 遊び疲れて眠るフリーダ

↑このページのトップヘ