blog215 10sep19久し振り劇場で映画を見た。「北の果ての小さな村」だったかデンマーク領アイスランドの村にひとり本国から赴任してきた20代後半の男性教師の目を通して描かれるドキュメント調の起伏のないフィルムだ。
 アザラシを狩って紐で雪上を引いて帰った猟師。村人は解体し内蔵を犬に投げ与え、身と皮を分けて食用や用品にする。

昨年まで私は鯨食を守る会に参加し、日本古来の食文化を守ろうという主張でいる。今年から日本は商業捕鯨を再開すると世界に表明しIWCを脱会したからお役目御免。
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Facebookには英首相Boris Johnsonの晋三安倍に物申すというコメントに海岸を血染めにした鯨?解体写真が貼付されていた。「そうだ。なんと非道な民族」と非難の嵐。

「どうして他国の食文化を非難する!どこの国も古来の食文化があり、肉食だけが正当化されるのか」と反論したら「お前は野蛮、悪魔だ。」「あんなに美しい生物を食用にするなんて極悪、日本は食糧不足か」「持続可能な食糧生産システムにある肉食は問題じゃない」とグリーンピースらに都合のいい御託を並べて叩かれた。

中に僅かではあるが拍手マークで理解を示すもの、写真はデンマークのものでフェイクを看破したというのもあった。

この様に近隣国をはじめ世界中にナショナリズムが吹き荒れている。メディアの笛に吹かれて踊りまくっている感じも否めない。
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経済戦争の時代!
角度を変えた視点で、主体的に根拠を探って正否の判断をする習慣を身に付けれたら慌てずに済みそうだと思い始めたところだ。それにしても隣国の政情不安収束するのだろうか。
かの国は激高し易い民族で歴史的見解が常に揺らぐご都合主義だから距離を保って静観したが良さそうだ。
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皆さんどうお考えだろうか?これまでになく私は民族意識を持って内外のニュースなどに接している。政治経済に加えて歴史を通した見え方が今ほど透かし見える時代は無かった気がする。

写真1:お客様から頂いた庭のグリーンだけのスワッグ針葉樹のいい香り

写真2;我が家の庭の片づけ中見つけた実の付いた蔦、後日実が青紫に

写真3;夫の店の傍らのマスカットが大量収穫で記念撮影

写真4;玄関にずうっとあるティラノとその足にしがみつくコアラ、シルエットで残念
今回の写真全部緑色、話のネタはグリーンピースともしかしたらグリーンランドの村だったかも?

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わが町ヨーテボリの西に広がる北海に浮かぶ群島のうち、大小合わせて10の島からなる
自治体で毎年8月の最初の週末に開催されるアートフェステイバルがある。数年前から見に行ってはいたが、この夏、初めて展示者として参加した。見るとやるとでは大違いで、晴天も手伝って、ひっきりなしに詰めかけるお客の対応に追われ、休憩なし食事抜きで立ちっぱなし、喋りっ放しで一日目にしてフラフラになった。おまけに原画数枚、コピーのポスター数十枚が売れた。期待を遥かに超えた大盛況にほとんどショックでさえあった。thumbnail_IMG_3222thumbnail_IMG_3215thumbnail_IMG_3209







半世紀ほど前までは漁業が主要産業だったこれらの島々も市街地までの交通の便が良いこともあって開発が進み、今も漁業を生業とする住民は数えるほどしかいない。絵のように美しい島々は観光地としても別荘地としても人気が高く、その魅力的な環境に惹かれて住み着いたアーティストも少なくない。それでも込み合うのはイベントの時ぐらいである。thumbnail_IMG_3255 (2)

もともと自治体のアーティストをサポートする目的でスタートしたこのフェステイバルに出品するためには原則として島の住民であることが条件だが、義父母が定年後移り住んだこの自治体の島の一つBjörkö(ビョルクイェー:白樺島)に縁戚関係があるという理由で私にも許可が下りたのである。私が時々絵を描くことを知っていた義母は来年こそは出品せよと数年前からプレッシャーをかけていた。
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長年続けてきた生業から足を洗い、私が絵の制作中心の暮らしに転換したのは1年ほど前のこと。本気でやるからには早く上達したいと近くの絵画コースやワークショップに参加しながら試行錯誤の日が続いた。今回のアートフェステイバルでは今は師であり友人である日本人アーティストのN氏との合同展示となった。N氏は私が昨年参加した水彩画コースで講師をしていた人である。島にアトリエを持たない私たちは、漁業を営む島の住人から漁具置き場にしている小さなコテッジを借り受け、島らしいユニークな環境に、思い思いに自作を展示した。私は昨年から描いてきた透明水彩画の習作を中心に鉛筆スケッチ数点、N氏はアクリル画と版画数点を選んだ。画家として長い経験を持つN氏と違い、まだ習作の段階で右往左往している私にとっては、自作を人前に晒して、他人の正直な評価を得ることで独りよがりから脱却することが動機であった。この4月からフェイスブックに自作を時々アップしているが、これも同じ理由からだ。積極的なN 氏に言わせると作品は売れて初めて価値があるそうで、習作だから見せるだけなどと消極的な私の態度は不真面目だと一喝された。

thumbnail_IMG_0665開催日が近づくにつれ、もともと私に出品しろと繰り返していた義母は責任を感じて不安になったのか「天気が悪けりゃ人は来ない!」とか「これは一種の村祭りで、見物人はアートなど関心ないド素人が殆どだから売れるという期待はしないほうがいい!」「安い値段付けないとみんなビビる!」とか何度も警告した。私もN氏も終いにはうんざりして「そんなことは承知している。これは日用雑貨の販売ではないのですよ。それなりの値段をつけて買うか買わないかはお客の勝手。」と反論した。絵の値段は難しい。生活必需品ではないから、興味ない人にとっては何の価値もなく、好きな人は、何としても手に入れたいと思う。趣味ではなく本業で絵描きと言うと例外なく人は「それで食べていけるの?」と真っ先に聞く。一流にならないと金持ちにはなれないが、金もうけが目的でなければ何とかなる。この国の住人は30万円のブランドのバッグは買わないが3万円の絵は買うのだ。昨年からアートにかかわる人々と交わるようになってそういうことが徐々にわかってきた。日々の生活の中で視覚や聴覚を刺激する美しいものを私の感覚を通して再現したいという欲求は衰えを知らない。そしてそれを形にしていくときに、例えば今回の展示で私の作品の前に釘付けになって、感動を熱く語ってくれた多くの普通の人々のことを思い出しながら、自分の得意とする仕事で人を喜ばせることの幸せをかみしめる日々がまた何度となくやってくることを想像し、昨年の転職の決断は正しかったと今更ながらに思う。
【写真左上から】

  • 白樺島の港 
  • 展示場前で記念撮影、展示を見に来てくれた人々、
  • 白樺島
  • 自宅アトリエの壁に掛けた自作の水彩画
  • 自作の一つ

272419Mteirefre072419tv一室お片付けをお客様の好意で初仕事としてさせて頂いた。お盆に帰省 予定のお兄さん家族とご両親のために。

以前から仕事の一つとして始めてみたかったことを実行に移した格好だ。(模様替えレベルのリニューアル)
そのプロセスを今回ビフォア アフターとして公開し、皆様の中にもチョコッとリフォームやリフレッシュのイメージ替え程度ならやってみたい方がおありでは?との提案。

長い知り合いなので、お客様自身もスタッフになって貰って要員数を減らし、御家族といっしょに思い出整理や分別判断をお願いしてコストダウン72419M3

基本的なレイアウトの変更案と既存物を出来るだけ利用しつつ、イメージを変える方向付けは私が聞き取りによって結論づけた。
(左写真水屋下をTV台に、奥白い2台のキャビネットをキッチンとの間仕切カウンター役にし背後に既存テーブルを調理配膳台と下部は収納に)

結果 大袈裟と思うが人生観変わったとの感想をいただいた。かなり多くのものを捨ててしまう事になったが、物よりも、一杯の思い出を心に留める選択をすることで、気持ちは豊かになったことだろう。

維持するのが心地いい間は持っていていいと思う。空前の断捨離ブームで何でも捨てようという傾向が強いが私自身捨てない人。相変わらずモノ集めをやめてはいないが,よそ様のはバッサリ判断?!
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今回も幾つかの小さい家具を整理用にテーブル下にキャスターをつけて利用されるよう勧めた。最小限必要な収納は無いと困る。新たに購入するとコストが発生する。
14畳程のLDK:カーテン2か所 
カーペット、ソファーカバー、マットを新調(大型ショップで購入立会2000円/H) 引き取り廃棄処分料 リフレッシュプラン料と実務  大まかに10万円程の費用でした。

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refre072419ktコストパフォーマンスも大事な要綱としてお仕事引き受けます!

一室からのリニューアル、プチリフォーム
など。
工事を伴わないレイアウト変更による清潔で使いやすいお部屋に変身させます。

気の停滞から起こる鬱のような症状なども改善に向けてお手伝いします。

終活の手伝い:もの減らしの分別と整理(就活に限らず一般のお宅も)

6時間目安(一日10時~17時)3500円時一人程度です。大掛かりな家具運搬などは含みません。廃棄処分等は打ち合わせによります。現場への距離によって交通運賃などがオンされるケースがありますので、おたづね下さい。

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