2013年06月

梅雨真っ只中、何とか盛り上がって過ごしたいので、イベントのノリで突っ走っている昨今、3日からテーブルコーディネート展に出展して一週店をサボり工芸館の地下に詰めておりました。
今回 Made in  Kumamoto のサブタイトルで私のテーブルには島田真平君のワイングラスを使用することになり一寸イマジネーションを要する事態に、、、、。「庭にUFO現る」のタイトルでワイングラスの増殖する球形にインスパイアされたという風変わりなものに仕立てて出展。 茫漠感で写真もまともになく、下のような不思議系の花を入れました。
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手持ちのオブジェを花器の下に仕込んで宇宙人に見立て、パスタ皿を伏せて円盤型にとイレギュラーなスタイルで、1000人近い入場者からは、個性的という評価ばかり目立ったテーブル、今季を最後にリタイアの予定。

翌週末は、ショップ恒例の夏至祭り。急な呼びかけに夏至の日と勘違いし現れなかった人も数名。子供連れで来てくれたM夫人のSWEDENの習慣など少人数乍ら食料は充実のポットラックパーティーに。P1020858  しばしば花を入れる機会の多い月で普段から生花を入れる習慣は定着しているが、食事の場では花の高さをポイントに活ける必要がある。紫陽花の美しい季節、弦のある涼しげなものを合わせ、水を上から覗ける空きを作ってみた。40cmΦの二重の浅いガラス器、時に食器になることもある大ぶりのものは、パーティーには勝手がいい。P1020855庭にある草花をあしらって日々花のある暮らしを是非。(夏至に花の環を飾るSWEDENの習慣に寄せて円形に)

ショップで季節のテーブルを作る教室も検討中。実食有りの小パーティーが、楽しいかも。参加希望の方、料理の腕を磨いてお待ちくだされ。                      

森の散歩goteblg1


北欧に住む幸せを最も感じる季節が来た。今年は何時にない長い冬が終わったかと思うと春を飛び越して初夏に突入という感じだ。冬枯れの木々が芽吹いて鮮やかな緑が目に心地よい。

亭主と二人近くの森の散歩に出かけた。木漏れ日を浴びながら、白樺やブナの輝くような白い幹が下生えの淡い緑に映えて幻想的だ。goteblg3この景観に圧倒されつつも足元に密生する蕨、ゼンマイ、イラクサなどいずれも食用にできる野草が気になって仕様がない。イラクサ(日本のものと幾分異なる)は特に貧血、不眠、神経痛、関節痛等の緩和の効能もあるそうで、こちらでは昔から食されている。goteblg2ちなみに蕨やゼンマイを摘むのは私くらいだ。イラクサは葉と茎に刺毛があり直に触れると鋭い痛みと痺れをきたす。それでも手持ちの布袋を手袋がわりに細心の注意を払って(亭主が)摘む。本日の収穫を大事に捧げ持って足取りも軽く家路につく。
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しばらくした後の夕餉は、最近料理の才能に目覚め実力を発揮しだした亭主のスペアリブの燻焼き(TVの料理番組を見て速感化され)とイラクサのスープの組み合わせとなり、健康にいいのか悪いのかは別として、赤ワイン(動脈硬化予防?)で乾杯!。

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