919bg18a最近の夏は過ぎ去らない。ツクツクホウシが鳴くと程なく秋が来て、夏の名残りを惜しむような翳りのある陽差しを気の毒がりながら秋の到来を待った。
自然環境の変化を、今年ほど恨めしく感じたことは熊本地震を除いてない。立て続けの台風と地震が九州を避けてくれたはいいが、各地で破壊的なダメージを受け、この次は何が来る?と怯え暮らさなくてはならなくなった。

私はやっぱり行き過ぎた経済活動を思ってしまう。何でも便利で楽なのがいいと、異常なほどの増産、価格競争に資源の取り合い。中国は恐ろしいまでに蔓延り始め、南シナ海の人工基地島やアフリカへの独善的援助、その裏に見えるかつての欧州列強が占領しあった頃同様の搾取形態。

かつて沈まぬ太陽と言われた日本企業の威光と生真面目路線はそんな中では込みやられ、手痛い目にあっていると聴く。国を挙げて平気で噓をつくような国民性でもって、高速鉄道を受注し工事を中途で放置したり、ダム工事の手抜きで人災が他国に及んでも責任を取らない。高速鉄道は大動脈的役割を期待して相当な国家予算で発注しており、当時日本に発注を唱えた大臣が失脚し、今になって助け船をと泣きつかれているらしい。(安もの買いの銭失いの例はここばかりではない)
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日本人の誇りについて、最近しばしばメディアでも取り上げが目立つが、自分も大変な反日であったことを深く反省するこの頃だ。戦後処理のプロセスで日本人の精神性を骨抜きにする米国の策略とプロパガンダなどの緻密な作戦が見事成功していたわけで、戦後の日本人はひたすら自己批判に陥っていた。

最近、再び日本人の誇りを取り戻させてくれるような、スポーツ界での躍進や、企業の姿勢、国民性の品格がCOOL  JAPANと言われ、気を良くするネット配信も多くなった。反日運動の根っことされてきた戦時下の大量虐殺(数十万の南京市民がとされるその時期それほどの市民がいなかった)慰安婦問題なども捏造の可能性が高いという。私たちは、もっと正しい歴史を知る必要があるようだ。そうして彼らとは一線を隔するアジアの冠たる国であり続けよう。(チョット、ファシスト?)
194bgc194bgdこの夏はレジャーと言ってなく、海なし、一泊の山キャンプのみ。スウェーデンから帰省した妹に付き合って猛暑の日々が過ぎて行った。バイク旅に出た夫も暑さが堪えて予定半ばで折返し、気にかけてた水槽の中で孵化した鮒の生育が唯一我が家の明るい話題となった。

写真2 鯨食の会に今年も参加、20回目で閉幕。
捕鯨は古来からの我が日本の食文化、肉食の国から非難を浴びる?!
写真3.4 帰省中に日本画の手ほどきを受けにO氏宅をたづねた妹。アトリエ入口のぶどう棚と模写の受胎告知日本画仕立ては見事。